青空

先週末、実家に帰ったんですけど、その際に新幹線の窓から見えた家々の屋根にブルーシートと土嚢が積んでいました。
福島・宮城は特に顕著だったのですが、こっちに戻ってきて、福島・宮城出身の子に聞いたところ、瓦が落ちたためその応急処置をしているようなものなのだそうです。
震災で被害を受けたのは、決して津波だけではなく、地震そのものによる被害も確かにあったんです。
仮設住宅、原発…と、次第に関心も震災そのものから逸れつつあります。
回りを見ても、震災の意識は、薄れつつもあります。
仕方のないことではあると思いますが、被災地や被災された方々はこれからもずっと震災にさいなまれ続けることを思うと、やりきれません。

１ヶ月に一度が、1年に一度…と思い出す間隔も長くなるのも、なんというか…
でも、忘れないでいることができさえすれば、二度とこのような震災でこんなに大勢の方が犠牲になることはないと信じています。

確かに、あまり震災のことをいつまでも引きずるだけでは先に進めません。
被災地にいる方々（被災された方、ボランティアの方、自衛隊の方、医療支援の方…）は今も復興作業を続けています。
いつ休めばいいのか、分かりかねているなか、頑張り続けています。
もう少し、休んでください。
そう伝えたいです。