自由奔放な管理人の日々を語り書きます。since.2006.july~
Trick and Treat !!(お菓子をくれてもいたずらするぞ!)
チョコ貰いましたうわははは。
さっきまでじいちゃん家さ居ました。
今まで知らなかったけど、ウチのじいちゃんてすげぇんだなぁと思いました。
じいちゃんは御年75歳、現役でまだツナギの作業服着てバリバリ働いてます。
そんなじいちゃんは12、3歳のときに終戦を迎え、当時の教育変革期の真っただ中でした。
戦後、日本は高等小学校を廃止し、中学校・高校を設けたのですが、じいちゃんは既にその時高等小学校へ入学するための試験を受けてしまっていたのです。
当時は難関中の難関で、倍率が50倍という想像もつかないくらいの競争率を勝ち抜いたじいちゃんは、そのまま私の通う学校の近くの高等小学校(といっても今の高校と同じ)へ入学することになりました。
その時、試験を通れなかった人たちは、出来たばかりの中学校へ自動的に入学することになったのです。
試験には口頭試問があったわけなのですが、じいちゃんによると、ある試験管から
「急須にあいている穴は何でだと思う?」と聞かれ
「外の気圧と急須の中の気圧を同等にするためにあるものです。」と答えたのだそうです。
なんて博識!すげえ小学生だな。
まぁそれで授業を受けることになったはいいものの、教科書がなく中学校に入ったわけでもないおじいちゃんはその高等小学校(今の工業高校)で6年間勉強したそうです。
中学校3年分+高校3年分=高等小学校6年分というわけです。
くどいようですが高等小学校は高校と同じなのでもちろん授業料は自己負担ですよ、6年間。
それでじいちゃんは叔父さんの家で下宿生活を送っていたそうです。
もうこの時点で凄すぎるよじいちゃん
まだまだ続きます、私の記憶がすっとばないように書いておきます。
チョコ貰いましたうわははは。
さっきまでじいちゃん家さ居ました。
今まで知らなかったけど、ウチのじいちゃんてすげぇんだなぁと思いました。
じいちゃんは御年75歳、現役でまだツナギの作業服着てバリバリ働いてます。
そんなじいちゃんは12、3歳のときに終戦を迎え、当時の教育変革期の真っただ中でした。
戦後、日本は高等小学校を廃止し、中学校・高校を設けたのですが、じいちゃんは既にその時高等小学校へ入学するための試験を受けてしまっていたのです。
当時は難関中の難関で、倍率が50倍という想像もつかないくらいの競争率を勝ち抜いたじいちゃんは、そのまま私の通う学校の近くの高等小学校(といっても今の高校と同じ)へ入学することになりました。
その時、試験を通れなかった人たちは、出来たばかりの中学校へ自動的に入学することになったのです。
試験には口頭試問があったわけなのですが、じいちゃんによると、ある試験管から
「急須にあいている穴は何でだと思う?」と聞かれ
「外の気圧と急須の中の気圧を同等にするためにあるものです。」と答えたのだそうです。
なんて博識!すげえ小学生だな。
まぁそれで授業を受けることになったはいいものの、教科書がなく中学校に入ったわけでもないおじいちゃんはその高等小学校(今の工業高校)で6年間勉強したそうです。
中学校3年分+高校3年分=高等小学校6年分というわけです。
くどいようですが高等小学校は高校と同じなのでもちろん授業料は自己負担ですよ、6年間。
それでじいちゃんは叔父さんの家で下宿生活を送っていたそうです。
もうこの時点で凄すぎるよじいちゃん
まだまだ続きます、私の記憶がすっとばないように書いておきます。
その頃は朝鮮戦争などがあり、日本でも深刻な職業難でした。
じいちゃんは会津の重工場へ就職することができました。
といってもやはり狭い関門で、じいちゃん合わせたったの二人しか就職できなかったそうです。
そしてもう一人は今、富山県にいるそうです。
じいちゃんは金属類(特に鉄)が大好きで、仕事はそらもう夢中で色々引き受けていました。
今でいう酸化還元反応や電気分解で鉛やレアメタルなどを取り出す仕事でした。
当時は元素が108個しかなかったのですが、今でもじいちゃんは全て言えます。
アルファベットも、もちろんです。
金属結合とかすごく嬉々として話してくれました。本当に好きなんだなぁ。
動物の骨を砕いた骨牌(『こっぱい』と読む、『骨灰』とも書く)を器の形に圧縮して、そこに不純物の混ざった鉛を入れて加熱すると鉛は骨牌に溶け、浸透する作用があるので、残った不純物には大抵、金や銀が残ってるわけです。
それを集めたりとかもしていたそうです。
電気分解の陽極に不純物配合の鉛を取り付け電流を流すと、鉛はイオンになり陰極にだけ鉛が張り付く作用を利用したものもありました。
それでできる鉛は純度99.999%の非常に純度の高い、ファイブなんとか、という代物になるのだそうです。
じいちゃんが学校で教わったのは主に鉄(Fe)のことで、鉛がどうの~は職場で直に覚えたそうです。
高等小学校の時代に戻りますが、じいちゃん世代向けの教科書がなかったので、他校の先生(それも教授、准教授クラス)を呼んでもらって、先生の話す内容を速記して、家に帰り、またノートに書き写す、という作業を繰り返したおかげでテストの成績も、特に対策をしないでもよかったらしいです。
すげぃなおい・・・
そんなこんなで、じいちゃんの語る化学はとても内容の濃いわりには仕事に直結できるものなので、話も面白いし、化学の先生よりも分かりやすくタメになるかもしれません。
というかじいちゃん、ウチの学校で講演しない!?
めたくた面白かったです。話し上手なじいちゃんでした。
ああと他にも日本刀の、えーと、金層学とかいうのも教えてもらいました。
800度くらいの鉄に炭素を加え、一気に常温に戻す、もとい、水にぶっ込むと玉鋼?だか、鋼ができるという・・・
ゆっくり常温に戻すとただの鉄の戻っちゃうんですって。
あと日本刀って上に沿ってますよね、それってこの作業が熟練されてこそできる職人技なんですって。
それから、日本刀が錆びないのは、超細かい目の研ぎ石で研ぐため、日本刀の鉄の原子の粒子が細かくなって、酸素と触れる表面積が小さくて済むから、だそうです。
ウチのじいちゃんは、流石に日本刀はないですが、じいちゃん家にある包丁類は自分で作ったんだそうです。
マ ジ カ ヨ 。
あと―――、Mo(モリブデン)とか。
Moはステンレス(ニッケルやクロム)に属するので錆びないし、鉄と合金するとめったくた硬くなるんですって。
半端じゃないくらい。
メガネフレームやゴルフクラブとかに使われてるらしいです。
じいちゃんは今の職場では大久保彦左衛門らしいです。
あまりにも長くなるんでググってください。
専務だったけど「専務の次ってば社長さなるべ?70にもなって社長はねぇから、降りたんだ」そうです。
職場の同僚には中国の方もいて、よく飲みに行ったりするそうです。
意外ね!
あいやーほんとに長くなってしまってすみません。
読みにくー!
自分的メモなんで仕方ないです。(おま
ちなみにじいちゃんのお父さん(私らのひいおじいちゃん)は、あの満州事変に参戦していたそうです。
(°Д°)
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*3300超え有難うございます^^*
臥薪嘗胆。かなり好きな四字熟語
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